ATSU
(更新)
こんにちは! ATSUです。
突然ですが、皆さんはスピーキングの学習をどのように行っていますか?
スピーキングは英会話学校に通ったり、留学しないとできないと思っていませんか?
しかし、そんなことはありません。
日本国内にいながらでも、スピーキング力は思いっきり伸ばすことが可能です。
今回は、日本にいながら会話力を伸ばす方法(=英語独り言)についてご紹介したいと思います。
私がこれまでやってきたスピーキング学習の中で最も効果的だったと思うもの、それが「独り言」です。英語でブツブツと独り言を毎日言うことで、留学前から十分なスピーキング力を身に着けることができました。
しかし、いきなり英語で独り言をしろと言われても、あまりイメージがつきませんよね。よりよく理解していただくために、まず簡単に"独り言"を定義しようと思います。
独り言 : 聞き手を想像して、一人で英語を話し続けること
誰かが隣にいて自分の話を聞いている場面をイメージしならがブツブツと話す、これが「独り言」です。
ちょっと気持ち悪いと思うかもしれませんが、これが効果抜群なんです。
ここからは具体的に英語独り言をどのように行っていくかお話していきます。
独り言を行う上での最大のコツは「5W1Hを意識すること」。
5W1HというのはWhat(なに)、When(いつ)、Where(どこ)、Who(だれ)、Why(なぜ)、How(どのように)の6つの要素の頭文字で、これらを意識して独り言を行うと自然と文章が長くなり、最終的にはテンポよく一人英会話を行うことが出来るようになるのです。
今回は「今日の予定」をテーマに、5W1Hを意識しながら独り言のやり方をみていきましょう。
まずは、今日"何を"行う予定なのかについて考え、それを自分の隣に座っている架空の誰かに向かって説明してみましょう。
例えば、私は今日友人とお酒を飲みに行く予定があるので、「今日何するの?」と聞かれているイメージで
Today I have a plan for drinks with my friends.
「今日は友達と飲みに行く予定があるんだ。」
と言ってみましょう。
今日何をするか、whatの部分が説明できていますね。最初はこれでOKです。
次に、"いつ"その予定があるのかについて説明してみましょう。
午後6時頃に会うという予定であれば
We will be meeting around 6 pm.
「(わたしたちは)6時頃会う予定なんだ。」
のように、いつ会う予定なのか言ってみましょう。
そしてこれをwhatの文章と繋げてみると、以下のように先ほどより長い英文を作ることができます。
Today I have a plan for drinks with my friends and we will be meeting around 6 pm.
「今日は友達と飲みに行く予定があって、6時頃会う予定なんだ。」
次に、"どこ"でその予定が行われるのか、場所に関する情報を付け加えてあげましょう。
例えば、
We will be drinking at a pub called TK6.
「TK6っていうパブで飲むんだ。」
といった感じです。
繋げられそうなら次のように繋げてみましょう。
Today I have a plan for drinks with my friends and we will be meeting around 6 pm at a pub called TK 6.
「今日は友達と飲みに行く予定があって、6時ごろTK6っていうパブで会う予定なんだ。」
ドンドン英語の内容が具体化して、レベルアップしてきましたね。
次はその予定が"だれ"と行われるのかについて説明していきます。
もうすでに「友達と」のみに行く予定があると言っているので、その友達について具体化してみましょう。
One of my friends coming today went to the same university and the other is my childhood friend.
「今日来る友達の一人は同じ大学出身で、もう一人は小さいときの幼なじみ。」
このように、どんどん情報を具体的に説明することで、自分のスピーキングを途切れさせることなく半永久的に続けることが出来ます。
次は"どうして(なぜ)"今日会う予定なのかについて説明していきましょう。
「どうして飲みに行くの?」と聞かれているイメージで
Just because we wanted to catch up. We haven’t seen for a long time.
「ただなんとなくキャッチアップしたかったから。長い間会ってないしね。」
これくらいで十分です。なんとなくその予定があるのであれば、無理に理由を考える必要はありません。
最後に、"どのように"今日の予定ができたのかについて話していきましょう。
例えば、今回飲みに行くことになった経緯について話すのであれば、「どういう経緯で会うことになったの?」と聞かれるイメージで
My childhood friend Tomo asked me on facebook.
「幼なじみのトモがfacebookで誘ってきたんだ。」
次に、余裕があればもっと背景を説明するために
…and surprisingly we had a mutual friend Ken who was my classmate at university.
「そして驚くことに、大学のクラスメートだったケンが共通の友達だったんだ。」
というように付け加えるとより内容が濃くなりgoodです。
もちろんこれを一瞬で出来なくても大丈夫。最初はゆっくり頭で考えたり、書いたりしながら少しずつ自分の言える範囲(レベル)を広げていきましょう。
今回5W1Hを基軸に行った英語独り言をまとめると以下のようになります。
Today I have a plan for drinks with my friends and we will be meeting around 6 pm at a pub called TK 6.
「今日は友達と飲みに行く予定があって、6時頃TK6っていうパブで会う予定なんだ。」
One of my friends coming today went to the same university and the other is my childhood friend.
「今日来る友達の一人は同じ大学出身で、もう一人は小さいときの幼なじみ。」
Just because we wanted to catch up. We haven’t seen for a long time.
「ただなんとなくキャッチアップしたかったから。長い間会ってないしね。」
My childhood friend Tomo asked me on facebook and surprisingly we had a mutual friend Ken who was my classmate at university.
「幼なじみのトモがfacebookで誘ってきたんだ。そして驚くことに大学のクラスメートだったケンが共通の友達だったんだ。」
独り言でも、たくさんスピーキングの機会が生まれましたね。
今回は5W1H一つ一つに対して文章を1~2つ作成しましたが、レベルアップしてくると、それぞれに対してもっと詳しく説明できるようになり、一人で10分、20分連続で話し続けることも可能になりますよ!
今回は英語のスピーキング勉強法である独り言について解説しました。
話す機会がないから話せるようにならない!と思っていた方、スピーキングの機会は、自分で、それも一人で作ることができます。
あとは皆さんがしっかりと今日から実践し継続できるかが、英語での会話力を高める上での大きな分岐点となります。
日本国内にいながらでも、英語を使う機会を積極的に作り、英会話力を高めていきましょう!
より詳しい英語学習方法やその他英語学習に役立つ情報を『Atsueigo.com』にてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。